- 標高1,000mの高原避暑地に建つ貸別荘。エアコン(=人工空調)の循環風だけでは創れない、森の木々の間をそよぐ微風の静けさと涼しさから生み出され、心地良い肌触りを体感出来る静穏涼房(=開放冷房)を実現しています。
- 放射(輻射)冷暖房パネルと自然通風を組み合わせた”静穏涼房”システムとは⁉
- PS製放射(輻射)パネルに冷水を通すことで氷柱のようにヒンヤリ
- 吹抜け空間の高低差も利用した風の道。その中央に放射パネルを設置
- 窓を閉じれば、緩やかに冷気がリビングへ降りて来る
- 冷たい放射パネル表面を自然の風が撫でることによって、滞在者を優しく穏やかに包み込みます。森の香り、野鳥達の囀りと共に心身がリフレッシュされます。
※涼房〈用語解説〉
夏の暑さに対して、強い日射を調節し、緑や水を活用した通風や自然換気の効果で涼しく過ごす工夫。建築環境工学・木村建一先生が考案された言葉と言われています。鎌倉時代(1330年頃)に書かれた“家の作りやうは、夏をむねとすべし(吉田兼好•徒然草55段)“以来、現代でも大切なパッシブデザインの概念を表しています。



